夜、お風呂に入っているとふいにドアがあいて
はだかの椎子さんが入って来た。
「おせなか、流しますね」
僕はどきどきしながらうなずいた。
僕だって男だ。だけど僕のところへ帰って来てくれた
ばかりの椎子さんに無理をしちゃいけない。
僕はなるべく下をむいたまま天井から落ちる水滴を
数えていた。

すると、ふいに柔らかな重みが背中にあずけられた。
椎子さんが僕の首に手をまわし、寄り添っている。
「ど、どうしたの?」
とまどう僕に、椎子さんはほっぺたを真っ赤にしながら答えた。
「しいこ、思い出しました…しいこは、孝さんのお嫁さんなんですね」

「孝さん、こうするのがよかったんですよね?」
椎子さんは以前とまったくおなじ手付きで僕のものを
愛撫しはじめた。意志薄弱なことに、僕の身体はあっさりと
反応してしまう。
「おっぱい小さくなっちゃったから…前みたいに、はさんで
 してあげられません。ごめんなさい」
まいったな。そんなことまで思い出したんだ。

椎子さんは自分から僕のものを受け入れた。
小さくなってしまった身体にはつらいだろうに、唇を
噛み締めながらじわじわと腰をおとして、とうとう根元近くまで
挿入れてしまった。
「ね、孝さん。しいこ、ちゃんとあなたのお嫁さんだよ」
無理をしてぱんぱんに張った下腹部を嬉しそうに撫でて
椎子さんは笑った。

痛みをこらえて、それでも幸せそうなその笑顔は
はじめて椎子さんと結ばれたあのときと同じだった。

+マエ+ +モドル+ +ツギ+

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